ミッションOKK・4
2012年 10月 23日
正確には
(体さえ温まれば)
「海でも山でも飛んで逃げたかったオオキンカメムシ」
ってとこでしょうねぇ(笑)
ちなみに海の向こうは淡路島で
その向こうは四国です。
きっと海岸べりに南下して
足摺岬あたりで一冬を過ごすつもりなんでしょうね。
お日様の光をたっぷり浴びて
体が温まったら・・・
自慢の飛翔力で
ブーンと飛んで逃げてやる!
そらっつ!
あわてて帽子を翳しても遅いよっ!(笑)
オオキンちゃん
飛ぶ前は足を踏ん張り
お腹を下げて背中の縁に隙間をつくり
そこから羽を広げて飛び立ちます。
背中を覆っているのはカブトムシのように前翅ではありません。
カブトムシなら前翅の付根の合わさったところにある小さな三角
小盾板って部分が発達して背中全体を覆っているそうです。
ですから背中の下からはちゃんと翅が4枚出てきます。
さすが昆虫中年、(怪しい)二人組、ちゃんと観察を致しましたよん!
最初は「背中を覆うのは前翅で、飛翔はハナムグリの様に後翅のみにて行う」
って説が有力でしたが
「後翅のみで浮力と推進力を得るのはかなり難しいのでは?」
って言う航空力学的見地に立った意見も出、
じゃあ観察しよう!と・・・
昆虫中年は科学中年でもあったのでした(笑)
本当はいつもこのようにハイブロウなことで頭の中は占められているのですよ(爆)