彼岸のお墓参り
2013年 09月 23日
祖母は父が学生時代に若くして亡くなったので
PEKEは遺影でしか知りません。
祖父はPEKEが大学二年の夏に亡くなりました。
祖父は種智院大学でインド哲学を専攻し
弁論大会で全国二位になったことがあるという
才があり、弁のたつ人でした。
若い頃は嵯峨の大覚寺で修行をし
そのまま行けば
故郷の播州で一番大きな寺の住職として
その名跡を継ぐポジションにあったそうですが
若い祖父はそうはせず
真言宗布教の為に遠く北海道まで出かけ
色々と活動をしたそうです。
京都に戻ってからは
無人だったとある山寺の復興を夢見て
そこの住職となりましたが
夢は実現しませんでした。
色々な冒険談があったと思うのですが
不肖の孫はそれを聞くこともなく・・・
祖父の墓は
小高い山の南側の斜面を切り開いた
集落の共同墓地の一角にあります。
お墓から見た風景です。
耕地整理で田んぼの区画は大きく変りました。
しかし、基本的な風景はPEKEが幼かった頃とそう変っていません。
ただ、昔は畦道沿いに、稲を干すために木が並んで植えられていました。
夏はその木を順繰りに廻って、カブトムシを採りました。
足元には小川が流れ、フナやめだかや川エビを掬いました。
彼岸花が少し咲いていたので
久しぶりに自然の中で、画像採集をしました。
画像採集地:2013-09-22 京都府亀岡市
今日はちょっとテンション低いなぁ~(笑)
やっぱりみかんの大産地とかところ変わればなんでしょうかwww
彼岸花に黒いアゲハっつーのは本当に定番なんでしょうか?
幾ら彼岸花の蜜が美味しかろうとも
広い田んぼの真ん中は
いわば草原的環境であり
マカオンならばいざ知らず
(小川のセリで発生してそうだ!)
プロテノールやヘレナスやメムノンは
森林性と言うか
田んぼの真ん中
草原の真ん中には
決して出ては来ないから
N先輩の彼岸花は
何処に咲いているのかな?
畦道に咲く彼岸花は
飢饉に備えて
遠い、遠いご先祖さまが
それとなく植えたように思えるのですが
耕地整理が終わり
X軸とY軸で全てがの場所が表現できる
直線だけの世界に
彼岸花の真っ赤な線が引かれているのは
ちょっと不思議な風景のような気がします。
今宵は珍しく「理」が先走る
嫌味なPEKEです!(笑)