2007年版・PEKEYAMA氏の椿図鑑・0
2007年 01月 15日
南方系の植物で・・・
日本が分布の東北端にあたるのに・・・
ユキツバキなんていう・・・
滋賀県以北の日本海側の多雪山地(ギフチョウの分布と被りそうやね、ふしみや君!)に咲く花があったり・・・
サザンカは九州以南が故郷だったり・・・
で・・・
17世紀末にはヨーロッパへもたらされて爆発的ブームが起こり・・・
フランス発で「椿姫」なんていう(デュマだったかな?デマじゃあないよ)小説が流行り・・・
ポルトガルの古い港町には樹齢300年の古木が未だに健在し・・・
近年、蝶屋が憧れるベトナム北部の山地では・・・
続々と原種が発見され・・・(黄色い花がブーム!)
何故か蝶屋の魂を擽る要素が多い植物です!
PEKE図鑑、今年のトリガーは・・・
京都府立植物園で見た「雪中花」なる・・・
「太郎冠者」≒「侘助」起源?の白い小ぶりの花・・・
散り敷く花に心惹かれましたです、はい!
薄紅の花も・・・
咲き乱れる姿が良いなあ!!!
こうしてPEKEは・・・
2007年版、椿図鑑をUPすることを決心したのでした!
どこかハイビスカスを思わせるところも好きなんですが(笑)
マクロに見ると重なるんやろけど、現地でツバキの生えている場所とカンアオイの生えている場所は、ほとんどの場合同一ではありません。
何故なんでしょうね。
椿は真紅の一重が庭にありますが、白はこれまで見たことないです。
カンアオイが逃げていくのかなあ・・・
椿の栽培法をみると・・・
土壌は案外乾燥を好むようにも見受けます。
ユキツバキでギフチョウは・・・
吸蜜しないよなぁ・・・
判らんなあ・・・
3haのサザンカ林が国の天然記念物に指定されているはず。
それから、nomusanの地元、
久留米市の長岩山の自然林は、市の天然記念物です。
原種のヤブツバキの花色は「紅」ですが、「白」もあります。
基本的には5色
「濃紅」「紅」「桃」「淡桃」「白」ですが・・・
江戸時代の屏風絵に「空色」の椿があり、謎とされています。
最近は、ベトナム北部で黄色の原種が多数発見され・・・
ロマンがふくらんでいるようです。
満開の時期は山がまるで雪を被ったようになるらしいです。
私はTVでしか見たことありませんが、次の時期には寄り道してお届けしますね。
氷河期が終わってベトナムからはるばる分布を広げて・・・。何気ない植物、虫、動物、そして人。壮大なロマンを感じますね。