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娘が見つけてくれた虫・7

コスモス畑の縁にあった小さな柚子の木、一本
老眼の父親の命令で
娘は早速、アゲハチョウの幼虫探し
「嫌!」とか「気持ち悪い!」とか言わず
むしろ喜々として探し始めるところが
虫キチの父親としては非常に嬉しい(笑
まずは遊歩道に向かって突き出た枝に一匹!
娘が見つけてくれた虫・7_c0062511_817969.jpg


「いたで!
 でもこないだ下宿のブロック塀で見つけたのと色が違うけど、別の種類?」
「ううん、こないだのは終令幼虫で、蛹になる準備してたやろ。
 こいつはもう一回脱皮せんと緑色にはならへんねん。
 たぶんどっちも同じナミアゲハの幼虫やで」
「ふーん。でもちゃんと冬の前に蛹になれるん?
 間に合うんかなぁ~?じっとして葉っぱ食べてへんし。心配や!」
「大丈夫やろ」

そして下枝の茂みの中でさらに一匹
娘が見つけてくれた虫・7_c0062511_8292436.jpg


「ここにもいるよ!
 あっ、奥の枝にも!
 ちゃんと撮れる?」
「おおっ!これが終令幼虫や。よお見つけたなぁ~」

なんか父娘というより「祖父と孫」の会話みたいでしたなぁ~(笑
この日は4頭のアゲハの幼虫を観察致しました。

2011・10・23 兵庫県立フラワーセンター
by pekeyama | 2011-10-29 08:34 | | Trackback | Comments(0)

蝶・鳥・花・・・子供の頃に還って切り抜いた風景を放り込みました


by pekeyama