標本箱・おもちゃ箱・玉手箱

2018年 03月 13日 ( 1 )

峪間にて

「峪間にて」
それは・・・
PEKEが好きな
北杜夫の掌編のタイトルであり
物語の舞台は台湾の山中であり
主人公は一人の若き蝶の採集家であり
そのお相手はフトオアゲハという稀種であり
いや・・・
前置きはこの位で止めておこう・・・(笑)

今夜の舞台は
ビルの峪間である!!!
胸の谷間では・・・・
断じてない!!!(笑)

舞台は・・・
黄昏時
逢魔ヶ時
すなわち
夕暮れ時の
春3月は
年度末のオフィス街である・・・
つまり
ビルの峪間である・・・
家路を急ぐサラリーマン達を照らすかの様に・・・
一本の白木蓮の樹が・・・
真っ白な花を・・・
咲かせていた・・・
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しかし・・・
誰も立ち止まる人はいない・・・
ましてや・・・
上を見上げる人もいない・・・
思わず・・・
♪貴男は通り過ぎたの 私の前を
 小さな愛の真心 知らずに過ぎたのよ♪
♪このまま誰も知らない 野の花になりたい・・・♪
そんな古い歌が・・・
心の中にリフレイン・・・
樹下を過ぎ行く人は気づかなくても
硝子の城で働く人は・・・
気が付いてる???
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思わず口ずさみたくなる・・・
♪誰だ?誰だ?誰だ?
 ビルの峪間に潜む影!
 白い翼のガッチャマン!♪
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ちょうどこの樹の下には
ベンチがある・・・
明日はこのベンチで・・・
独りでお花見をしてみようかなぁ~

画像採集地:大阪市北区堂島



by pekeyama | 2018-03-13 21:33 | | Trackback | Comments(0)